「連休で需要高まる」ＰＣＲ検査に行列…手にスーツケース・家族連れ

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令される中、東京都港区の新橋駅近くの民間ＰＣＲ検査センターに１日、検査を待つ人の行列ができた。

民間のＰＣＲ検査センターの前で列を作り、検査を待つ人たち（１日午後、東京都港区で）＝青木瞭撮影

　運営する木下グループ（東京）によると、検査は唾液を採取して行い、翌日にメールで結果が通知される。４月中旬以降、１日最大約１１００人分の予約は埋まっており、担当者は「連休で需要が高まっている」と話す。

　この日も約３０人が建物の外に並び、家族連れやスーツケースを手にした人の姿もあった。中学生の長男と訪れた都内の５０歳代の女性会社員は、「持病のある埼玉県の両親に会う前に検査を受けた。陰性なら帰省したい」と話した。

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