群馬・石川・熊本の「まん延防止」、１３日解除へ…分科会了承

　政府は１０日午前、新型コロナウイルス対策の基本的対処方針分科会を持ち回りで開き、群馬、石川、熊本の３県に適用している「まん延防止等重点措置」を期限の１３日で解除する方針を示し、了承された。１０日午後に政府対策本部（本部長・菅首相）を持ち回りで開き、正式決定する。

　３県には５月１６日から重点措置が適用されている。現在は、いずれも人口１０万人あたりの新規感染者数は、１週間で１５人以上というステージ３の水準を下回っており、政府は感染状況が改善したと判断した。

　重点措置の適用は埼玉、千葉など５県となる。緊急事態宣言は、東京や大阪など１０都道府県に発令されており、いずれも２０日が期限となっている。

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