裁判官４人がコロナ感染、１６件の裁判期日取り消し

　高松高裁は２日、民事部の裁判官４人（４０～６０歳代）が新型コロナウイルスに感染したため、７月２９日～今月５日に担当する予定だった１６件の裁判期日を取り消したと発表した。

高松高裁

　高裁によると、４人は７月２９日に感染が判明した。うち１人は同２６日に 倦怠（けんたい） 感の症状があったが、勤務を続けた。２７日には４人一緒に飲食店で昼食をとり、その後、全員が喉の痛みを訴えたという。

　高裁は「裁判が行われないことを大変重く受け止めている。基本的な感染防止対策がとられていない点は大変遺憾」とコメントした。

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