大谷翔平の右肘手術、１８年と同じ執刀医が担当…「二刀流」継続の意向を踏まえる

右肘を手術したエンゼルスの大谷（ＡＰ）

　【セントピーターズバーグ（米フロリダ州）＝帯津智昭】米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平（２９）が１９日、ロサンゼルスの病院で 靱帯（じんたい） を損傷した右肘の手術を受けたと、球団が同日発表した。２０１８年に続く２度目の右肘手術で、執刀医の声明によると来季の開幕から打者として出場でき、投手としての復帰は２５年になる見通しだという。

　大谷は自身のインスタグラムで、「早朝に手術を受け無事成功しました。不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」とつづった。

　大谷の代理人のネズ・バレロ氏によると、手術は投打二刀流で今後も長くプレーすることを望む本人の意向を踏まえたものになった。米国整形外科スポーツ医学会会長を務めた経歴を持つニール・エラトロッシュ氏が前回に続いて担当し、「負傷した箇所を修復し、肘の寿命を延ばすために生存可能な組織を追加して健康な靱帯を補強した」とコメントした。

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