大谷翔平が右肘を手術、打者は２４年開幕・投手は２５年に復帰見通し…「一日でも早く戻る」

　【セントピーターズバーグ（米フロリダ州）＝帯津智昭】米大リーグ・エンゼルスは１９日（日本時間２０日）、大谷翔平（２９）が同日午前、ロサンゼルスの病院で 靱帯（じんたい） を損傷した右肘の手術を受けたと発表した。側副靱帯再建術（トミー・ジョン手術）を受けた２０１８年に続き、２度目の右肘手術。手術を担当した医師の声明によると、打者としては２４年の開幕から出場でき、投手としての復帰は２５年になる見通しだ。

大谷翔平＝ＡＰ

　大谷は自身のインスタグラムを更新し、「早朝に手術を受け無事成功しました。不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」とつづった。

　手術を担当したニール・エラトロッシュ医師は「２４年の開幕日には制限を受けることなく安打を打つ準備ができ、２５年には（投打の）両方をこなせるようになるだろう」とコメントした。

　大谷は８月２３日に右肘の靱帯損傷が判明し、投手として残り試合に登板できなくなった。打者としてはプレーを続けたが、９月４日に右脇腹を痛めてから１１試合連続で欠場

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