日本人の６人に１人が水虫　１６年ぶりに足白癬・爪白癬の大規模疫学調査

　科研製薬は、同社の資金提供により日本臨床皮膚科医会が主導して行った「足白癬・爪白癬の実態と潜在罹患率に関する大規模疫学調査（Ｆｏｏｔ　Ｃｈｅｃｋ　２０２３）」の結果を発表。１６年ぶりとなる今回の調査で、 日本人の７人に１人が足白癬、１３人に１人が爪白癬、６人に１人が足白癬か爪白癬 であることが明らかになった。なお、詳細は 日本臨床皮膚科医会雑誌（２０２４；４１：６６－７６） に掲載されている。また調査結果は、４月２０～２１日に宇都宮市で開催される第４０回同医会でも発表される予定だという。（関連記事「 １０年ぶりＧＬ改訂、適切な爪白癬治療の選択を 」）

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　２０００年と２００６年にＪａｐａｎ　Ｆｏｏｔ　Ｗｅｅｋ研究会が実施した調査によると、日本における足白癬または爪白癬の潜在罹患率はそれぞれ１９．６％、２４．１％と報告されている。また、２００７年に日本臨床皮膚科医会が行ったＦｏｏｔ　Ｃｈｅｃｋ　２００７では、足白癬または爪白癬の潜在罹患率は２４．７％だった。

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