「活水女子大」のまま男子受け入れ、男性看護師を育成へ…校名変更は検討せず

　活水女子大（長崎市）は５日、大村キャンパス（大村市）の看護学部で２０２５年度から男子学生を受け入れると発表した。「社会からの要請に応え、男性を含む看護職の育成を通じて地域医療に貢献するため」としている。

青い空に赤色の屋根が美しい活水女子大東山手キャンバス（１９９９年１１月８日撮影）

　看護学部は定員７５人。０９年に大村市の長崎医療センター敷地内に開設された。

　医療機関側から「男性看護師を育成してほしい」との要望や、県内の高校から看護学部を目指す男子学生に関する問い合わせを受けていたことから、理事会や評議員会で議論し、受け入れを決めた。前身の旧長崎医療センター付属看護学校が共学だったことから設備に支障はなく、校名変更や他の学部への男子の受け入れは検討していないという。

　広瀬 訓（さとし） 学長は記者会見で「看護は女性だけの仕事ではなく、男性

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