慶応大医学部に「栃木枠」創設、２６年度入試から初の地域枠適用…医学部長「栃木の医療支える循環できれば」

　慶応大医学部（東京）は、卒業後に栃木県内で医師として一定期間勤務することを条件に入学する「地域枠」（定員１人）を創設する。同大医学部が地域枠を設けるのは初めてで、２０２６年度の入試から適用される。

協定書を手にする慶応大の金井医学部長（右）と福田知事（７月２５日、栃木県庁で）

　「栃木県地域枠」は栃木県内の高校卒業者や栃木県内在住者などを対象に、一般選抜の募集定員６６人の中に設ける。授業料などの修学資金を栃木県が貸与し、卒業後に栃木県が指定する医療機関で９年間勤務すれば、返還を全額免除する。海外留学や大学院での学び直しを希望する場合を念頭に、卒業後１４年間のうちに計９年間勤めれば条件を満たしたと認める。

　選抜方法の詳細は未定だが、一般選抜と同じ１次・２次試験を課すほか、栃木県への愛着や地域医療への思いを確かめるため、県職員も同席して面接する予定だ。

rakuten_design="text";rakuten_affiliateId="0a40714c.34907b17.0a40714d.07bdd00a";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="300x250";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="off";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";rakuten_ts="1506480123376";rakuten_bgColor="FFFFFF";rakuten_txtColor="1D54A7";rakuten_captionColor="000000";rakuten_moverColor="C00000";

続きを読む