［医者芸人　しゅんしゅんクリニックＰさん］（上）医療あるあるをキレキレのダンスで歌う　吉本の学園祭出演ランキング１位にも

　現役医者芸人「しゅんしゅんクリニックＰ」さんは、ダンスしながら医療業界のあるあるを歌うリズムネタ「ヘイヘイドクター」で一躍、人気者になりました。群馬大学医学部卒の医師という資格を持ちながら、なぜ芸人の道を志したのか、聞きました。（聞き手・藤田勝、撮影・中山博敬）

――芸人になろうと思ったのはいつ頃からですか。

　中学、高校のころから有名人願望がありました。大学２、３年生の頃に「Ｍ－１グランプリ」が始まったり、「爆笑オンエアバトル」（ＮＨＫ）というネタ番組にはまったりして、漠然と「芸人さんて、かっこいいな。こういう職業があるんだ」「この世界、いいな」と思い始めました。

――当時から医者と芸人の二刀流を意識していたんですか。

　そのときは全く具体的には考えていなかったです。大学時代の後半になってＮＳＣ（吉本総合芸能学院）を知り、「とりあえず、ＮＳＣには入りたいな」という程度で、二刀流とか全く考えていなかったです。

――ＮＳＣに入った時点で、いったん医者の仕事はやめたんですか。

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