左肩亜脱臼の大谷翔平、第３戦に向けて調整…ロバーツ監督「彼が大丈夫だと感じれば出場しない理由はない」

ワールドシリーズ第３戦を前に記者会見するドジャースのロバーツ監督（２７日）＝Ｊｏｈｎ　Ｊｏｎｅｓ－Ｉｍａｇｎ　Ｉｍａｇｅｓ－ＵＳＡトゥデー

　【ニューヨーク＝帯津智昭】米大リーグのワールドシリーズ第２戦で左肩を亜脱臼した大谷について、ドジャースのロバーツ監督は２７日の記者会見で、ヤンキースの本拠地ニューヨークで行われる２８日（日本時間２９日）の第３戦の出場に向けて調整していると明らかにした。

　ロバーツ監督は、「トレーナーからの情報では、ショウヘイは今朝、可動域や筋力の状態は良かった」と語った。磁気共鳴画像（ＭＲＩ）検査については「結果はわからない」としつつ、「素振りはやったと思う。彼は自分の体のことをよくわかっている。ティー打撃や打撃ケージで練習し、彼が大丈夫だと感じれば、出場しない理由はない」と話した。

　大谷は２６日の第２戦の七回、二盗を仕掛け、滑り込んだ際に左手をついて左肩を痛めた。アウトの判定後も倒れたまま表情をゆがめ、しばらく起き上がれなかった。指揮官は試合後、ＭＲＩ検査の結果を踏まえ、第３戦以降の出場を判断する方針を示していた。

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