インフル感染者　１医療機関あたり１１．０６人　警報レベルはなし…休校や学級・学年閉鎖の施設は微増

　厚生労働省は３１日、全国約５０００か所の定点医療機関から直近（１月２０～２６日）の１週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、１医療機関あたり１１．０６人（前週１８．３８人）だったと発表した。全都道府県で前週を下回り、２週連続の減少となった。全国の医療機関をインフルエンザで受診した患者数は推計約３８万６０００人で、前週（約６４万５０００人）の約６割にとどまった。

厚生労働省の資料を基に作成

　都道府県別では、山形県が２５．３１人（前週２６．８３人）で最も多かった。以下、新潟県２０．６２人（同２２．７２人）、石川県１９．１５人（同３１．８１人）、沖縄県１８．７７人（同３３．３０人）。警報レベルの基準となる「３０人」を上回った都道府県はなかったが、流行は続いている。

　定点医療機関から報告された新たな入院患者数は１３０８人で、前週（２７０８人）を３週連続で下回った。また、保育所や小学校など１５９６施設（前週１４９４施設）で、休校や学級・学年閉鎖の措置が取られた。　

　１月２６日

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