体調不良ベッツ　復帰へ…ドジャース

２３日のエンゼルス戦前に守備練習を行うベッツ。先発予定だったが、試合直前にメンバーから外れた＝帯津智昭撮影

　米大リーグ・ドジャースで大谷とともに上位打線を組むムーキー・ベッツが、吐き気が続く原因不明の体調不良に苦しんでいる。キャンプ最終盤に発症し、東京での開幕２連戦は欠場。体重が１１キロも落ちたことを明かした。

　「胃がひどく悪化していて、食べるたびに吐いてしまう。食べるのが怖い」。頬がこけ、見るからに痩せたベッツは２３日、体調を崩してから初めて取材に応じた。東京でプレーするためにチームに同行したものの、「過酷だった。今まで経験した中で最悪の飛行機移動だった」。開幕戦前日にチームを離れて米国に戻った。薬も飲んでいるが、なかなか回復しないという。

　ロバーツ監督は２４日、エンゼルスとの２５日のオープン戦で復帰できるとの見通しを示した。大谷、ベッツ、フリーマンというリーグ最優秀選手（ＭＶＰ）経験者が並ぶ強力打線は復活するか。

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