［女優　笹本玲奈さん］（下）出産後、舞台のためにチキンと炭酸水で１６キロ減量しました

　ミュージカルの舞台は、演技だけでなく、歌やダンスでも高度なスキルが常に求められます。活躍を続けるためにも、心身の健康管理にも相当な自覚が求められるはず。独特なダイエット経験から、新型コロナに伴う自粛生活まで、笹本さんならではの方法論を聞きました。（聞き手・染谷一、撮影・武田裕介）

 ――私生活では、３年前のご出産後、舞台のために１６キロも一気に減らしたとお聞きしました。

　出産直後に決まっていた舞台は、体の露出の多い 娼婦(しょうふ) の役だったのです。出産してから、なかなか体重が減らなかったので焦りました。脂身の少ないチキンと炭酸水中心の食事の毎日で、今までにないぐらいの努力をしましたね。

――人に見られる仕事だから、やはり普段からウェートには気を付けているのですか？

　最近は体に悪いものは、あまり食べなくなりました。スナック菓子とかカップラーメンとか……。

――え？　以前は食べていたんですか？

　食べていました（笑）。今でも、たまにはお菓子も食べちゃいます。でも、最近は次の日のことを考えるようになりました。塩辛いものを食べるとむくみやすくなりますし、なるべく、体にいいものを選んで、食べようとは思っています。太りやすく、やせ

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