暑さ指数で休校判断　津市教委　子どもの安全考慮

３３度以上目安

　小中学校での熱中症を防ぐため、津市教育委員会は今月、環境省が公表している暑さ指数を、臨時休校などを検討する判断材料として活用している。新型コロナウイルスの感染拡大で例年より早く始まった新学期に、子どもたちを厳しい暑さから守る取り組みだ。

　休校の長期化による学習の遅れを取り戻すため、津市教委は夏休みを短縮し、新学期を例年より約２週間早い１７日にスタートさせた。８月中は気温の高い日が続くと想定、下校時に熱中症の危険性が高まることなどから、警戒度を判断するのに有効な暑さ指数を活用することにした。

　暑さ指数が「３３度以上」になると予測される時間帯で対応は分かれる。市教委によると、午後３時の時点で、翌日の午前９時～正午の指数が３３度以上になると予測されれば翌日は臨時休校にし、正午より後なら翌日は午前中のみ授業、給食後下校とするなどとしている。

　対象期間は１８～３１日。２１日には午前９時の時点で、午後３時の指数が３３度以上になると予測されたため、市教委は小中学校６７校に対し、給食後に児童生徒を下校させるよう通知した。

　市立養正小は、市教委から連絡を受け、保護者にすぐメールで伝えた。自宅に保

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