生後１か月長女の虐待死、退院５日後から暴行…容疑の父親「泣きやまず、ストレス」

　茨城県ひたちなか市の生後１か月の女児が父親に虐待されて死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された父親で同市田彦、会社員小沼勝容疑者（２８）が、産後に女児が病院を出て自宅で暮らし始めた５日後から暴行を始めたとみられることが、捜査関係者などへの取材でわかった。小沼容疑者は「泣きやまず、ストレスがたまった」と供述しているといい、県警は暴行の経緯などを詳しく調べる。

　発表によると、小沼容疑者は７月１５～２３日頃、自宅で長女・舞香ちゃんの頭をトイレのドアにたたきつけたり、胸や腹を殴ったりして殺害した疑い。調べに「殺すつもりはなかった」と殺意を否認している。

　捜査関係者などによると、舞香ちゃんは６月下旬に生まれた。低体重だったために入院を続け、７月１０日に退院。自宅で小沼容疑者と妻（２４）の３人で暮らし始めた。妻は県警に、「暴行は７月１５日から始まった」と説明している。

　舞香ちゃんは７月２３日夜、ぐったりとした状態で病院に運ばれた。小沼容疑者と妻は病院関係者らに「いきなり様子がおかしくなった」と話したという。

　妻は県警に対し、小沼容疑者が２３日までの約１週間、断続的に暴行を加えていたと説明する一方で、「自分も

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