人間は、肉体的、精神的、そして霊的な存在である

人間としての存在を考える時、肉体（身体）と精神（心）を切り離して考えることは出来ません。

人間は、身体が病気になると心も病み、心が病むと身体に変調をきたすことはよく知られています。

また、同時に、人間は霊的な存在でもあります。

霊性は、宗教心、信仰と言ってもよいかもしれません。


「信じる者は救われる」とはよく言いますが、病気においてもまさに同じような効果が期待できます。

薬効の無い偽薬を用いても病気が良くなるプラセボ効果（偽薬効果）は、まさにこの典型だといえます。

しかし、プラセボ効果（偽薬効果）は、単なる「思い込み」だけではありません。時にはプラセボ（偽薬）を使用することで、検査値異常が出るという報告もあるのです。

これは、薬理効果のな無いプラセボ（偽薬）が、精神だけではなく、肉体にも作用することを示唆しています。


古今東西、シャーマン（祈祷師）による祈祷や呪術は、一種の民間療法としても機能してきた歴史があります。

時代が変わっても、ポジティブな思考というのは、病的な状態を健康な状態へと導く可能性を秘めています。

目に見えない霊性もまた、私たちの健康や病気の治癒に影響があるといえるでしょう。

その意味

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