大規模接種の初日、大きなトラブルなく終える…午前６時半前から予約者が集まる

　自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が２４日、東京と大阪の会場で始まった。この日は、宮城、愛知、群馬各県が独自の接種会場を開設したほか、東京都千代田区などの市区町村でも集団接種の動きが広がった。政府は７月末までに全ての高齢者にワクチンを打つ目標を掲げており、接種に向けた動きが加速している。

新型コロナウイルスワクチンの接種を終え、接種ブースを出る高齢者（２４日午前、東京都千代田区で）＝代表撮影

　自衛隊の接種会場となった東京都千代田区の大手町合同庁舎３号館では、午前６時半前から予約していた人たちが集まり、午前７時半の開場とともに受け付けが始まった。自衛隊の医官から予診を受けた後、看護官らから接種を受けた。

　この日、自衛隊による接種の対象になったのは、東京２３区と大阪市に住む６５歳以上の人たち。両会場合わせて７５００人の予約が入り、防衛省関係者によると、大きなトラブルはなく、接種を終えたという。

　自衛隊は、土日祝日も含めて午前８時から午後８時まで接種を行う。医官８０人、看護官２００人のほか、民間看護師約２００人も活動する。２４～３０日は東京会場で

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