体調不良の原因は、夏バテならぬ「秋バテ」かも…寒暖差や気圧の変化へどう対応？

　 Ｑ 　９月になってから、なんだか体がだるいなあ。

　 ヨミドック 　朝晩は涼しくなりましたね。過ごしやすい季節ですが、体調を崩す人も多いんです。夏バテならぬ「秋バテ」に気をつけないといけません。

　 Ｑ 　秋バテ？

　 ヨ 　一日の寒暖差が大きい今の季節は、食欲不振、頭痛や不眠、 倦怠（けんたい） 感などの症状が出る人がいます。

　「前日は暑かったのに、翌日は寒くなる」など、短期間で天気が変化することもあり、体温調節が難しくなります。

　 Ｑ 　季節の変わり目に体調が悪くなるのはそのためか。

　 ヨ 　体温調節には、自律神経が大きく関係します。自律神経には、体を活発にする「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」があります。寒いと、交感神経が優位になって血管が収縮し、体温が下がるのを防ぎます。暖かい時は、副交感神経が働き、血管が拡張して体温を下げます。このようにして、体温は一定に保たれます。

　夏の間にクーラーを使いすぎ、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、体温調節の機会が減って、

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