百日せきなど４種混合ワクチン、生後２か月から接種可能に

投稿日 2022年11月18日 18:22:00 （医療総合）

　乳幼児向けの４種混合ワクチンの定期接種について、厚生労働省は来年度から、接種可能時期を前倒しすることを決めた。生後２か月から接種可能となる。厚労省の専門家分科会で１８日、了承された。

厚生労働省

　百日せきと破傷風、ジフテリア、ポリオの４種混合ワクチンは、公費で接種でき、現在、生後３か月から２歳の間に計４回接種する。しかし、ヒブワクチンやＢ型肝炎ワクチンなどは生後２か月から接種できるため、一定の安全性などを確認した上で可能時期をそろえることにした。

　また厚労省は、接種開始時期を１か月前倒しすることで、乳児では重症化しやすい百日せきの患者数を年間約１００人のペースで減らすことができると見込んでいる。

Source: yomiドクター

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