がん闘病経験の笠井信輔アナ、献血呼びかけ「命を救われてありがたみを一番知っている」

投稿日 2022年11月20日 15:21:00 （医療総合）

　血液のがんである悪性リンパ腫を患い、輸血を経験したフリーアナウンサーの笠井信輔さん（５９）が１５日、長崎市の長崎北高で講演し、生徒ら７１０人を前に闘病体験や献血の大切さについて語った。

自身の闘病体験を語る笠井さん

　新型コロナウイルスの影響などで献血量の減少が課題となる中、県赤十字血液センターが若い世代に献血への理解を深めてもらおうと企画した。

　笠井さんは２０１９年、ステージ４の悪性リンパ腫の診断を受けた。４か月半にわたる入院生活では、抗がん剤治療により、抜け毛や吐き気など様々な副作用に悩まされた。

　特に頭痛の副作用は薬を飲んでも治まらず、輸血を行うことで改善。ヘモグロビンや血小板が減少した際にも輸血を行い、体調が良くなったという。

　笠井さんはこうした実体験を伝え

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