福岡市、所得制限なしで第２子の保育料無償化を検討…新年度から新たに０～２歳

投稿日 2023年1月18日 15:30:00 （医療総合）

　福岡市が新年度、子育て支援策として、０～２歳の第２子の保育料無償化を検討していることが関係者への取材でわかった。所得制限は設けない方向で、編成中の新年度一般会計当初予算案に必要経費を盛り込む方針だ。関係者によると、予算案は今年度並みの総額１兆２００億～１兆７００億円程度で、３年連続で１兆円を上回る見通し。

福岡市役所

　第２子の保育料は現在、３～５歳は国が無償化しており、０～２歳については、住民税の非課税世帯には国が全額助成し、それ以外の世帯は国が半額を助成している。関係者によると、福岡市は新年度から、独自に保護者負担分の助成を検討している。第２子の保育料無償化は、東京都も今月、新年度から行う方針を発表した。

　第３子以降はすでに年齢にかかわらず国が無償化している。第１子の０～２歳については、原則として保護者が負担し、３～５歳は国が無償化している。

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