美容医療契約で若者トラブル…「お試し」「無料」宣伝　高額請求

投稿日 2023年1月22日 05:00:00 （医療総合）

　成人年齢が１８歳に引き下げられて以降、１８、１９歳の美容に関するトラブルが増えている。特に多いのが、脱毛やエステなどの契約を巡る相談。各地の消費生活センターが注意を促しているほか、業界団体も学生向けに講義を開くなど対策に乗り出している。

　国民生活センターによると、２０２２年度の１８、１９歳が契約当事者の相談は全国で６７３２件（昨年１２月末現在）。前年度同期と比べて７２５件増えている。内容は、脱毛エステが９６０件で最も多く、ほかに医療サービスやエステティックサービスなどのトラブルも目に付く。「お試しのつもりで施術を受けた後、高額なサービスを勧められ、断り切れずに契約してしまった」「解約したいが電話がつながらない」などの相談が寄せられている。

　同センターは、「お試し価格」や「無料体験」などの宣伝文句をうのみにせず、契約は慎重に検討するよう注意を促す。「書面やメールでクーリングオフができるケースもある。不安に感じたら、最寄りの消費生活センターに相談してほしい」と呼びかける。

　日本美容医療協会も業界の健全化策として、学生向けの

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