「脱マスク」へ…熊本で巨大くまモンが３年ぶり「素顔」、宮崎では読経とともに「マスク供養祭」

マスクを外される巨大くまモン像（８日午前１０時５５分、熊本市中央区で）＝佐伯文人撮影　

持ち寄るなどしたマスクを「供養箱」に入れる参加者ら（８日、宮崎県日向市で）＝尾谷謙一郎撮影

　新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが８日、危険度が最も低い５類となり、脱マスクを巡る行事が行われた。熊本市中央区の大型商業施設「サクラマチ　クマモト」では、５階テラスに設置された熊本県のＰＲキャラクター・くまモンの巨大な像（高さ約４メートル）のマスクが外された。「素顔」に戻るのは２０２０年５月以来、３年ぶり。

　作業員が布製の大型マスクを取り外すと、買い物客らが笑顔が見えるくまモンを眺めていた。施設運営会社の片岡隆博・販売促進部長（４８）は「くまモンのように、皆さんにも笑顔になってほしい」と話した。

　宮崎県日向市のＪＲ日向市駅前では８日、脱マスクの機運を高めようと「マスク供養祭」が行われ、約２５０人が参加。着用が個人判断となってからもマスク姿が減らず、「マスクを外して街に出てもらおう」と考える店が多く、日向商工会議所が実施した。読経

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