世界最高齢スケーター、「９３歳２８２日」に記録更新…来年の大会も「行けそうな気がする」

　世界最高齢のスピードスケーターとしてギネス世界記録を持つ長野県茅野市の丸茂伊一さん（９４）が８日、茅野市役所を訪れ、今井敦市長に、自身が持つ記録の更新を報告した。

茅野市の今井市長（左）に記録更新を報告した丸茂さん

　丸茂さんは今年１月に青森県で行われた全日本マスターズスピードスケート競技会に「９３歳と２８２日」で出場。それまで自身が持っていた最高齢の記録を更新した。

　同大会で、丸茂さんは男子９０歳以上９５歳未満の５００メートルと１０００メートルの唯一の出場者となり、いずれも優勝した。

　新たな認定証と優勝メダルを持参した丸茂さんは「スケートを頼りに足腰を強くし、（趣味の）短歌の雑誌も編集してきた。ギネス（記録）は途中経過で、自然と過ぎていった感じがする」と振り返った。

　丸茂さんは国際マスターズ大会での優勝経験もあり、来年、米国で開催される同大会にも「行けそうな気がする」と意欲を口にした。

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