群馬・下仁田や愛知・新城などで真夏日…前橋で今年全国初の「猛暑日」予想

投稿日 2023年5月17日 11:58:00 （医療総合）

　高気圧に覆われた影響で、日本列島は１７日、朝から各地で気温が上がり、午前１０時までに群馬県下仁田町で３０・６度を記録し、真夏日となった。前橋市では、今年全国で初めて３５度以上の「猛暑日」となることが予想されるなど、午後にかけて広い範囲で気温が上がるとみられる。

気温が上昇し、半袖姿で歩く人たち（１７日午前、東京都渋谷区で）＝武藤要撮影

　気象庁によると、午前１１時までの最高気温は、群馬県の神流町と下仁田町で３２・２度、愛知県新城市３１・９度、浜松市３１・２度など。東京都心は２７・４度を記録した。日中は、列島に流れ込んだ暖かい空気が山を越え、より高温になって吹き下ろす「フェーン現象」が発生し、さらに気温が上がるとみられる。

　１７日の予想最高気温は、前橋市で３６度、名古屋市で３３度、東京都心と仙台市で３１度、福岡市で３０度など。九州から東北にかけて広い範囲で真夏日となる可能性がある。

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