元文相・赤松良子氏が死去、９４歳…男女雇用機会均等法制定に尽力

投稿日 2024年2月7日 18:48:00 （医療総合）

　労働官僚として男女雇用機会均等法の制定に尽力し、文相も務めた日本ユニセフ協会会長の赤松良子（あかまつ・りょうこ）さんが死去したことが７日、分かった。９４歳だった。同協会が明らかにした。後日、お別れの会を行う予定。

元文相の赤松良子さん（２０１５年撮影）

　赤松さんは１９５３年に東大法学部を卒業後、労働省（現厚生労働省）に入省。婦人局長などを歴任し、職場における性別による差別を禁止した男女雇用機会均等法の制定に向け、最前線で指揮を執った。ウルグアイ大使や国連の女子差別撤廃委員会の委員も務め、国際舞台でも活躍。９３～９４年には細川、羽田両内閣で文相を務めた。

　９９年には、政治家を志す女性を資金面で支援する団体「ＷＩＮ　ＷＩＮ」を設立。代表として、多くの女性を国会議員や首長に送り出した。

　２００３年に旭日大綬章を受章。０８年からは、日本ユニセフ協会

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