温度や湿度はスマホで遠隔操作、大麻を共同栽培容疑などで男女６人逮捕

投稿日 2024年2月8日 22:47:00 （医療総合）

　密売目的で大麻草を栽培したとして、愛知県警と福島県警の合同捜査本部が、岐阜県可児市などに住む男女６人を大麻取締法違反（営利目的共同栽培）容疑などで逮捕し、７日に名古屋地検に送検した。逮捕は５日。栽培場所からは大麻草とみられる植物５６５株が押収され、両県警は組織的犯罪とみて調べる。

建物内で見つかった大麻とみられる植物（愛知県警提供）

　逮捕されたのは岐阜県可児市や名古屋市、三重県四日市市などに住む６容疑者。

　発表によると、うち５人は１月１６日午後、三重県川越町にある建物内で大麻草１株を栽培した疑い。１人は肥料を購入するなど、栽培を手伝っていた疑い。

　県警薬物銃器対策課によると、容疑者らは床面積が１２０平方メートルほどの建物内で、温度や湿度をスマートフォンで遠隔操作しながら、栽培していたという。県警などは今後、販売先などについて調べる。

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