日大アメフト部元部員の学生とＯＢ計６人を書類送検へ…大麻とみられる薬物を所持した疑い

　日本大学アメリカンフットボール部（廃部）部員の違法薬物事件で、警視庁は２６日にも、いずれも２０歳代で元部員の学生４人とＯＢ２人の男計６人を麻薬特例法違反（規制薬物としての所持）容疑で東京地検に書類送検する方針を固めた。同部員らの違法薬物での摘発は計１０人となる。

日大アメフト部のグラウンド（昨年１１月、東京都世田谷区で、読売ヘリから）

　捜査関係者によると、６人は昨年２～６月頃、それぞれ東京都内で違法薬物と認識した上で大麻とみられる薬物を所持した疑いが持たれている。警視庁はいずれも自分で使用する目的だったとみている。

　日大アメフト部を巡っては、昨年７月に中野区の学生寮から乾燥大麻などが見つかり、同８月、３年生の男子部員（麻薬取締法違反で有罪判決）が逮捕された。警視庁はその後、別の部員３人も麻薬特例法違反容疑で摘発し、部内で違法薬物が広まっていた可能性があるとみて捜査していた。

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