右肩上がりで成長の機能性表示食品サプリ、買い控え広がる…「紅麹」後は販売２割減

投稿日 2024年4月18日 20:30:00 （医療総合）

　小林製薬（大阪市）の「 紅麹（べにこうじ） 」成分入りサプリメントを巡る健康被害問題を受け、機能性表示食品のサプリを買い控える動きが広がっている。機能性表示食品のサプリの販売額は問題の公表前から約２割減少しており、メーカー各社は安全性をアピールして消費者の信頼回復に取り組んでいる。

様々な商品が並ぶ量販店のサプリメント売り場（１８日、東京都内で）＝貝塚麟太郎撮影

　サプリには、健康効果や安全性を示す資料を消費者庁に届け出れば、事業者の責任で表示できる「機能性表示食品」や、国が個別に機能性や安全性を審査して販売を許可する「特定保健用食品」などがある。小林製薬の問題では、機能性表示食品のサプリの摂取後、５人が死亡した。

　調査会社インテージがドラッグストアなど約６０００店を対象に集計した、今月１～７日の機能性表示食品のサプリの販売額は８・６億円だった。小林製薬が問題のサプリの自主回収を発表した３月２２日以前の週間販売額（

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