ハワイでサーフィン指導者だった男性、救護経験生かし心臓マッサージなどして９０代男性助ける

　自宅敷地内で意識もうろうとなって倒れた９０歳代の男性を救助したとして、兵庫県川西市消防本部は、同県宝塚市の造園会社「幸養園」社員の佐野真吾さん（５３）（大阪府池田市）ら３人に感謝状を贈った。佐野さんはサーフィンの元インストラクターで救護経験があり、「息が止まらないようにと必死だった。助かって良かった」と話した。

感謝状を受け取った佐野さん（左）と出口さん（兵庫県川西市で）

　ほかの２人は、同社元社員の出口章さん（７３）（宝塚市安倉中）と、同社の業務を請け負っていた木島良佑さん（２９）（西宮市山口町）。

　川西市消防本部などによると、出口さんと木島さんは昨年１２月２１日午後３時４０分頃、川西市松が丘町の男性宅の庭で 剪定（せんてい） 作業中、男性が後ろに倒れそうになったのを助け、室内に運んだ。木島さんが１１９番し、近くの別の家で作業していた佐野さんを呼んだ。

　佐野さんは６年前まで約１５年間、ハワイのビーチでサーフィンのインストラクターを務め、年１～２回は溺れた人たちを助けた経験があった。すぐに男性の心臓マッサージを始め、３人で「お父さん、

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