手足口病　１医療機関あたり患者８．４５人…１４週連続で増

　国立感染症研究所は９日、直近（６月２４～３０日）の手足口病の１医療機関あたりの患者数が８．４５人だったと発表した。６．３１人だった前週の１．３倍で、１４週連続で増えている。

　手足口病は、４歳くらいまでの幼児を中心に夏に流行する感染症で、口の中や手のひら、足の裏などに２～３ミリの 水疱(すいほう) 性の発疹が出る。まれに髄膜炎や脳炎などを引き起こす。

　手足口病は、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱とともに、夏風邪の要因とされている。ヘルパンギーナと咽頭結膜熱の直近の感染者は、それぞれ１医療機関あたり１．５８人、０．７４人だった。

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