［子ども］熱あれば解熱剤で様子見　インフルエンザ、マイコプラズマ…感染症の季節

投稿日 2024年11月21日 05:00:00 （医療総合）

　インフルエンザやウイルス性胃腸炎などの感染症が増える時期だ。病状によっては、受診せず、自宅で様子をみるケースもあるかもしれない。病院に連れて行くタイミングや、家での看病の方法について、専門家に聞いた。（金来ひろみ）

感染症の予防には、丁寧な手洗いが大事だ

呼吸困難や顔色悪化　すぐ受診

　今季は主に子どもがかかる「マイコプラズマ肺炎」の流行が続き、感染症を心配する保護者は多い。東京都の会社員女性（３９）は先月、５歳の長男が３８度以上の熱を出した。「病院は混んでいるし、連れて行ってほかの病気をもらっても困る。元気そうにしているが、受診するべきだろうか」と悩んだ。

　国立成育医療研究センター感染症科の診療部長、 大宜見力（おおぎみちから） さんは「一般的に生後３か月未満の乳児をのぞいて、熱があるというだけで慌てて受診する必要はない」と話す。

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