２県７か所　鳥インフル　千葉と愛知　計１４０万羽殺処分へ

投稿日 2025年1月20日 05:00:00 （医療総合）

　千葉県は１９日、県内３か所の養鶏場の鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。愛知県も同日、県内４か所の農場で鶏やウズラの陽性が確認されたと発表した。国内の感染確認は今季３３～３９例目。両県で１４０万羽超を殺処分する。

　千葉県では、銚子市の養鶏場２か所と旭市の養鶏場１か所で鶏の陽性が確認された。同県では今季６～８例目。県は３養鶏場の６５万７０００羽と、旭市の養鶏場と鶏のやり取りなどがあった２養鶏場の１３万９０００羽の計７９万６０００羽を殺処分する方針だ。

　県内では１２日以降、鳥インフルエンザの発生が７例相次ぎ、殺処分の対象は２００万羽を超える。

　愛知県では、常滑市と半田市、阿久比町の計４農場で、鶏とウズラの陽性が確認された。同県では今季８～１１例目。県は自衛隊に災害派遣を要請し、３農場の鶏３９万２０００羽と１農場のウズラ２５万１０００羽の殺処分を始めた。

　同県では今月２日以降、常滑市内で近接する養鶏団地で感染が相次いで確認

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