［コント山口君と竹田君　竹田高利さん］（下）コンビ結成４０年、最後のストリップ芸人…「体が動かなくなってもコントをしたい」

　ベテランお笑いコンビ「コント山口君と竹田君」の竹田高利さんは、レム睡眠行動障害という障害があります。今後、病気が進行する恐れもありますが、このまま、コンビでお笑いを続けていきたいと話しています。（聞き手・斎藤雄介、撮影・秋元和夫）

――漫才協会と落語芸術協会に所属しているんですね。

　はい。そうです。東京・浅草の東洋館で、毎月１日から１９日まで、漫才協会の「漫才大行進」というステージに出ています。落語芸術協会の定席にも出ています。

――お笑いを始めたのは、どういうきっかけだったんですか。

　東京の新宿ミュージック劇場に行ったら、山口さんがコントをやっていた。「おれなら、もっと笑いがとれるんじゃないか」と思って、勤めていた秋葉原の電気屋さんをやめて、そのストリップ劇場に入ったんです。もっと笑いがとれるっていうのは大間違いだった。

――萩本欽一さんもビートたけしさんも、ストリップ劇場から出てきた芸人ですよね。

　踊り子さんが引っ込んだ後の時間つなぎですよ。う

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