トレーニングをすれば９０歳でも旅行に行ける　「フレイルの日」記念イベント開催…鹿児島市で

　加齢で心身が弱り、要介護になる前の状態にあたる「フレイル」の予防をテーマにした「フレイルの日記念イベント２０２５　ＩＮ鹿児島～元気になっど！　フレイル予防でよか人生！！～」が１日、鹿児島市の市中央公民館で開かれた。２月１日の「フレイルの日」を記念したもので、産学官組織「スマートウエルネスコミュニティ（ＳＷＣ）協議会」（理事長＝大内尉義・虎の門病院顧問）主催、鹿児島市共催で、医師や保健師ら有識者８人が登壇した。会場とオンラインを合わせて約２００人が参加した。

鹿児島市で開かれた「フレイルの日記念イベント」

下鶴隆央市長

　冒頭、鹿児島市の下鶴隆央市長があいさつで「少子高齢化の急速な進行などで社会情勢が大きく変化するなか、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現に向け、国は誰一人取り残さない健康づくりを展開するとしている」と説明。「鹿児島市も高齢者が住み慣れた地域で自立した日常生活を

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