インフル感染者　１医療機関あたり２．２１人で６週連続減　「収束に向かいつつある」…厚生労働省

　厚生労働省は２８日、全国約５０００か所の定点医療機関から直近（２月１７～２３日）の１週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、１医療機関あたり２．２１人（前週２．６３人）だったと発表した。６週連続で減少していて、厚労省は「収束に向かいつつある」としている。

厚生労働省の資料を基に作成

　都道府県別で、最も多かったのは沖縄県で８．６６人（前週１１．５５人）。新潟県６．０７人（同６．９７人）、山形県４．５９人（同５．２４人）と続いた。鳥取県（０．３８人）、山梨県（０．５６人）、滋賀県（０．９２人）、福島県（０．９５人）の４県は、流行入りの目安となる「１人」を下回った。

　２３日までの直近５週間で流行しているのは、２００９年に新型インフルエンザとして感染が広がったＨ１Ｎ１（Ａ型）で、７４％を占めている。Ｈ３Ｎ２（Ａ香港型）は２１％、Ｂ型は５％だった。

　定点医療機関から報告された新たな入院患者数は２０９人（前週２９８人）で、７週連続で減っている。休校や学級・学年閉鎖の措置が取られ

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