親子サッカー会場で意識失った男性、コーチ・保護者がＡＥＤ連係プレー…命救った６人に感謝状

投稿日 2025年3月3日 07:25:00 （医療総合）

　茨城県日立市消防本部は２日、ＡＥＤ（自動体外式除細動器）を使い、迅速な連携プレーで、倒れた５０歳代の男性の命を救ったとして、６人に感謝状を贈った。

日立市消防本部の綿引学消防長（右端）から感謝状を贈られた、左から三浦さん、西岡さん、前野さん、石井さん（２日、茨城県日立市で）

　男性が突然倒れたのは１月１２日午前。日立市みなと町のグラウンドで行われたサッカー少年団の親子による試合形式の練習に参加し、終えた時だった。

　コーチの三浦淳一さん（５１）が、駆け寄って声をかけたものの意識がない。横向きにして気道を確保しながら、周囲に１１９番を頼んだ。

　近くの久慈交流センターに保護者の一人、石井麻子さん（３７）が駆け込んだ。職場で救急の講習を受けた経験があり、センターにＡＥＤがあることも知っていた。

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