インフル感染者　１医療機関あたり１．８９人で７週連続減…最多は沖縄県で７．６１人

　厚生労働省は７日、全国約５０００か所の定点医療機関から直近（２月２４日～３月２日）の１週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、１医療機関あたり１．８９人（前週２．２１人）だったと発表した。７週連続の減少となった。

厚生労働省の資料を基に作成

　都道府県別で、最も多かったのは沖縄県で７．６１人（同８．６６人）。新潟県４．０６人（同６．０７人）、栃木県３．８９人（同４．５３人）、北海道３．２８人（同３．７３人）、山形県３．００人（同４．５９人）と続いた。福井、山梨、和歌山、鳥取、岡山、山口、高知、長崎、宮崎の９県は、流行入りの目安となる「１人」を下回った。大阪や神奈川など１０府県では、前週の感染者数を上回った。

　２日までの直近５週間で流行しているのは、２００９年に新型インフルエンザとして感染が広がったＨ１Ｎ１（Ａ型）で、６５％を占めている。そのほか、Ｈ３Ｎ２（Ａ香港型）は２７％、Ｂ型は８％だった。

　定点医療機関から報告された新たな入院患者数は１５７人（前週２０９人）で、８週連続で減っている。休校や学級・学年閉鎖の措置が取られたのは、小学校を中心に２３６施設（同３２６

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