インフル感染者　１医療機関あたり２．２３人　２週連続で増加…Ｂ型の割合、前週の２倍

　厚生労働省は２４日、全国約５０００か所の定点医療機関から直近（３月１０～１６日）の１週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、１医療機関あたり２．２３人（前週２．０２人）だったと発表した。２週連続で増加した。

厚生労働省の資料を基に作成

　都道府県別で、最も多かったのは新潟県で、５．８６人（同４．７６人）。長野県５．３６人（同４．２８人）、沖縄県４．９６人（同５．５７人）、栃木県４．１２人（同３．５９人）、北海道３．９６人（同３．６７人）と続いた。北海道や千葉、東京、大阪など３３都道府県で、前週の感染者数を上回った。

　１６日までの直近５週間をみると、Ｈ１Ｎ１（Ａ型）が４３％、Ｈ３Ｎ２（Ａ香港型）が３５％、Ｂ型が２２％となっている。前週は、それぞれ５３％、３６％、１１％で、厚労省は「Ａ香港型の割合が減らず、Ｂ型は増えており、感染者が減らない要因になっている」と分析している。

　定点医療機関から報告された新たな入院患者数は１２７人（前週１４０人）で、１０週連続で減った。休校や

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