奈良市の帝塚山中・高校のグラウンドで落雷、１人が心肺停止…サッカー部の２０人が練習

投稿日 2025年4月11日 05:00:00 （医療総合）

　１０日午後５時５０分頃、奈良市学園中の帝塚山学園のグラウンドで「落雷があり、複数の生徒が倒れた」と１１９番があった。奈良県警などによると、グラウンドでは当時、帝塚山中・高校のサッカー部の生徒約２０人が練習しており、中高生６人が救急搬送され、うち男子中学生１人が心肺停止という。

落雷があったグラウンド（１０日午後、奈良市で）

　ほかに男子中学生２人は意識が混濁した状態で、さらに別の男子中学生２人と女子高校生１人が手足のしびれなどを訴えている。女子高校生は野球部のマネジャーだという。

　県警によると、グラウンドにはサッカー部顧問の教諭もおり、雨脚が強くなってきたため、中断するか迷っていた際に落雷が発生した。その後、生徒に心肺蘇生を行ったという。

　現場は、近鉄奈良線学園前駅近くの住宅街。奈良地方気象台によると、一帯を含む奈良市西部には１０日午前４時３

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