万博で注目「人間洗濯機」に入ってみた…確かに肌がすべすべに！

　大阪・関西万博で注目されている「ミライ人間洗濯機」。座っているだけで装置が細かい泡を出し、体の汚れを落とすと聞いて、５月末の夕方、体験入浴しました。

　装置は「大阪ヘルスケアパビリオン」内にあり、連日、多くの人でにぎわっています。１回の入浴は１５分。水着に着替えて宇宙船のコックピットのような浴槽に入ると、自動的にカバーが閉じて、３７度ほどの温水が出始めました。

　温水は直径３～２０マイクロ・メートル（１マイクロ・メートルは１ミリの１０００分の１）の細かい泡を含み、白く濁っています。毛穴に入り込み、皮脂や汚れを取り除くそうです。

　浴槽の背もたれ部分のセンサーが心臓の拍動を計測し、ＡＩ（人工知能）が自律神経の状態を判定します。緊張しているならリラックスできる映像と音楽を目の前のモニターと骨伝導のイヤホンから流す仕組みです。

　胸の下ほどまでに温水がたまると、ノズルから直径０・１マイクロ・メートルとさらに微細な泡を含む温水が噴き出し、顔や頭を洗浄。最後に、浴槽から温水が抜け、強い風で体の乾燥もしてくれました。

　泡の効果で肌の角質まで入る水分

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