ブロッコリー最強？　血糖管理にアブラナ科が効く！　非糖尿病者対象、根菜・カボチャと比較

　オーストラリア・Ｅｄｉｔｈ　Ｃｏｗａｎ　ＵｎｉｖｅｒｓｉｔｙのＥｍｍａ　Ｌ．Ｃｏｎｎｏｌｌｙ氏らは、ブロッコリーなどのアブラナ科野菜の摂取が非糖尿病者の血糖コントロールに及ぼす影響をクロスオーバーランダム化比較試験（ＲＣＴ）ＶＥＳＳＥＬで検討。その結果、根菜・カボチャの摂取群と比べ、アブラナ科野菜の摂取群で食後血糖コントロールが有意に改善したとＤｉａｂｅｔｅｓ　Ｏｂｅｓ　Ｍｅｔａｂ（ ２０２５年５月１５日オンライン版 ）に発表した（関連記事「 野菜を『かむ』とインスリン分泌が促進 」）。

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　ＶＥＳＳＥＬは心血管疾患の危険因子に対するアブラナ科野菜の効果を検討したクロスオーバーＲＣＴで、血糖コントロールが副次評価項目として設定されていた。

　同試験では、軽度の血圧上昇（収縮期血圧１２０～１６０ｍｍＨｇ、拡張期血圧１００ｍｍＨｇ未満）を有する５０～７５歳の非糖尿病者２１例を登録。アブラナ科野菜３００ｇ／日（ブロッコリー４０％、キャベツ２５％、カリフラワー

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