「百日せき」患者が過去最多、今年の累計は３万５０００人超え…リンゴ病も最多を更新

投稿日 2025年7月2日 18:32:00 （医療総合）

　激しいせきが続く百日せきについて、国立健康危機管理研究機構（ＪＩＨＳ）は、６月１６～２２日の１週間に報告された患者数が３２１１人（速報値）だったと発表した。全ての患者を把握するようになった２０１８年以降で最多を更新した。今年に入ってからの累計患者数は３万５８１０人となった。

国立健康危機管理研究機構

　子どもが主にかかる伝染性紅斑（リンゴ病）も、全国約２０００か所の小児科から報告された患者数が１医療機関あたり２・５３人で、現在の集計方法となった１９９９年以降で最多となっている。伝染性紅斑は風邪のような症状の後、両頬に赤い発疹が現れ、妊婦が感染すると、流産や死産の原因になることがある。

Source: yomiドクター

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