能登半島地震の被災自治体の職員、７割が「辞めたいと思った」…業務量増加や心身の不調多く　

投稿日 2025年10月6日 07:45:00 （医療総合）

　自治労石川県本部は、能登半島地震の被災５市町（珠洲、輪島、七尾、穴水、能登）の自治体職員に対するアンケート結果を公表した。離職を考えたことがある職員は回答者の７割に上り、職場環境の改善が急務となっている実態が明らかになった。

　アンケートは５～６月に実施し、前回調査（昨年８月）に続き２回目。今回は行政職だけでなく、病院や保育所の職員にも対象を広げ、１２９１人のうち５２３人が回答した。

能登半島地震の被災自治体の職員に対するアンケートの結果

　「仕事を辞めたいと思ったことがあるか」という問いに対し、「いつもある」が２割、「時々思う」が５割に上った。対象を行政職に絞って比較すると、離職検討者の割合は前回の１・２倍に増加した。理由は「業務量の増加」「身体的、精神的不調」などが多かった。

　現在の仕事に対しては、７割近くが働き続けることに不安だと回答。「

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