今季終了の大谷翔平、米の整形外科医「トミー・ジョン手術しかない」…侍戦士らねぎらう

　【アナハイム（米カリフォルニア州）＝帯津智昭】エンゼルス・大谷の今季終了が１６日、球団から発表された。 靱帯（じんたい） を損傷した右肘については、手術を含めた治療措置を近く受けるとみられる。

右肘の違和感を訴えた大谷のもとへ集まるネビン監督（中央）ら（８月２３日）＝ＵＳＡトゥデー

　球団のミナシアン・ゼネラルマネジャー（ＧＭ）は同日の記者会見で、近く右肘の治療を受ける見通しだと説明。「詳細までは分からないが、彼はできる限り早く終えて、２０２４年に向けて準備を始めたいと思っている」と述べた。治療方針については、「大谷と彼のグループ（代理人ら）が決定する。私はその決断を尊重する」と語った。大谷は２０１８年、右肘の側副靱帯再建術（トミー・ジョン手術）を受け、１９年は登板なしに終わっている。

　また、今季終了後にフリーエージェント（ＦＡ）になることから、「特別な選手だ。長い間、ここにいてくれることを願う」と再契約を望んだ。

　ネビン監督は、大谷の前日の様子を明かした。室内の打撃ケージでスイングした際に状態が良くなく、磁気共鳴画像（ＭＲＩ）検査を受けることになったとし、炎症が見つかった

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