スマホアプリで医師に無料相談、早期の受診必要かどうかなど返信…妊婦や未就学児いる世帯対象に

　群馬県安中市は６月、妊婦や未就学児がいる世帯が、スマートフォンのアプリを使ってオンラインで医師に無料で相談できるようにする。市によると、県内では上野村に次いで２例目の取り組み。

　今回導入するのは医療相談アプリ「リーバー」。対象となる約１５００世帯は、小児科や内科など全国の５６診療科の４００人を超える専門医に２４時間３６５日、子どもや病気の相談を行える。

　利用者は痛みやかゆみなどの症状をアプリで送信し、「該当する体の部位は？」「思い当たるきっかけは？」などの質問に答えると、専門医から疑われる症状や、早期の受診が必要かどうかなどの連絡が来る。異常を感じる体の部分を写真で送信したり、自由に心身に関する相談をしたりもできる。

　出生届や妊娠届を出した際に、市から配布される登録番号をインターネットで登録するとアプリが使えるようになる。未就学児がいる世帯には、登録番号が郵送される。

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