［石川ひとみさん］（下）　Ｂ型肝炎以外にもさまざまな不調　心を健康に保つために心がけていることは

　歌手の石川ひとみさんは２０歳代で発症したＢ型肝炎を克服し、６０歳代の今も歌い続けています。長く活躍するための健康法や心がけていることを聞きました。（聞き手・道丸摩耶、撮影・秋元和夫）

――デビューから４７年、健康を維持する 秘訣(ひけつ) はありますか？

　足腰を鍛えないといけないので、朝は歯磨きをしながら、必ずスクワットをしています。いすに座るイメージで、５０回くらい。もう長年、やっています。あと、歩けるときは、なるべく歩くようにしています。駅を使うときも、そんなに荷物がなければエスカレーターには乗らず、階段を使います。駅以外でも、３、４階の移動なら階段を選ぶようにしています。

――ジムには通っていますか？

　通っていないです。以前、ジムで１、２回、加圧トレーニングを受けたことがあるんですが、続きませんでした。ジムに通って鍛えるより、自分ができる範囲でやる方が長続きするタイプみたいです。

――食生活にも気を使っていらっしゃるそうですね。

　肝臓のことを考えて

続きを読む