国内有数の歴史誇る京都の大学図書館、人が集い憩う場に…仕掛け人の館長は法医学者

地域住民も利用可能に

　大学図書館として国内有数の歴史を持つ「京都府立医大付属図書館」（京都市上京区）が、府民に開かれた図書館として生まれ変わった。仕掛け人の館長は、法医学者だ。（矢沢寛茂）

新たにオープンした交流スペース「コトスクエア」でくつろぐ学生ら

　１階を改装して今春オープンした「コトスクエア」（約６３５平方メートル）は、円卓、カウンター、ソファ、畳の小上がり風のベンチなどが開放感のある空間に並ぶ。図書館の一角にありながら授業や会議、談話や飲食も可能で、府立医大生に限らず誰でも自由に利用できる。

付属図書館の改革に意欲をみせる館長の池谷教授

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