国内のコロナ感染４万７９７７人、１週間前から倍増…全都道府県で増加「第７波に入った」

投稿日 2022年7月7日 21:52:00 （医療総合）

　国内の新型コロナウイルスの感染が拡大し、４７都道府県すべてで前週比で増加に転じた。７日の全国の新規感染者は、１週間前の２倍の４万７９７７人に達した。東京都の小池百合子知事は「第７波に入ったとも考えられる」と強い危機感を示し、医療機関に病床の確保の準備を要請した。

　７日の東京都の感染者は８５２９人で１週間前の２・４倍、大阪府は４６１５人で同２・１倍。鳥取、佐賀の２県で過去最多を更新し、この１週間では島根、愛媛、熊本も含む５県で過去最多となった。内閣官房によると、６日時点の１週間平均の新規感染者数は全都道府県で前週を上回った。

　増加の要因は、ワクチン接種などで得た免疫の働きの低下と、オミクロン株の新系統「ＢＡ・５」の拡大とされる。

　ワクチンの２回目接種は全世代で８割を超えるが、３回目は６２％

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