香港で入境時のホテル隔離撤廃、一時は最大３週間の強制隔離

投稿日 2022年9月26日 19:37:00 （医療総合）

　【広州＝吉岡みゆき】香港で２６日、新型コロナウイルス対策として外国からの入境者に義務化していた指定ホテルでの隔離措置が撤廃された。厳格な措置は人材流出などを招き、国際金融センターとしての地位の低下につながると指摘されていた。

外資企業が集まる香港のオフィス街（２０２１年７月）＝吉岡みゆき撮影

　徹底して感染拡大を抑え込む中国の「ゼロコロナ」に準じる政策を取っていた香港では、一時は最大で３週間の強制隔離を設けていた。出張や外国人の一時帰国が気軽にできなかったことから、政府に対して緩和の要望が相次いだ。隔離期間を１週間、３日と徐々に短縮し、２６日から撤廃した。

　入境後３日間は「医学観察」の期間に位置づけられ、飲食店に入れず、入境から６日目までに４回ＰＣＲ検査を受ける必要があるが、基本的に自由に行動できる。

　定期航空便も大幅に減少し、国際ハブ空港と

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